一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会（JCBA）は4月1日、同協会ステーブルコイン部会が中心となりまとめた、デジタルマネー分類表を公表した。
規制当局や関係団体への提言等を目指して活動しているJCBAのテーブルコイン部が、日本国内におけるステーブルコインの取り扱いについて、いまだ不明瞭な点が多く、様々な見解が乱立している状況を受けて、ステーブルコイン・CBDC（中央銀行デジタル通貨）を含むデジタル通貨や暗号資産・電子マネーといった広義におけるデジタルマネーの代表例を示し、ステーブルコインの特徴の把握を目的とした、各種デジタルマネーの特性を分類したデジタルマネー分類表を公表した。
JCBAのステーブルコイン部会は、わが国におけるステーブルコインのあるべき姿について議論を行っている。その第一歩として、今回の分類表を公開した。
今後ステーブルコイン部会は、分類表の公開と共に、ステーブルコインに関する法的論点を含めた課題の整理を行い、日本国内におけるステーブルコインの法整備に関する提言およびステーブルコイン関連ビジネスの環境整備に取り組んでいくことも明らかにした。
エクセルファイルにて公開されている「デジタルマネー分類表」は、誰でもダウンロードすることが可能になっている。暗号資産やステーブルコインに興味のある人は、「デジタルマネー分類表の公表にあたって(PDF)」と併せて、一読することをお勧めする。
■ダウンロード
1.デジタルマネー分類表の公表にあたって(PDF)
2.デジタルマネー分類表(Excel)
