ブロックチェーンゲーム・NFT（Non-Fungible Token、非代替トークン）サービス開発のCryptoGamesと現代アーティストのプロダクション事業を展開するHARTiは3月15日、NFT事業において業務提携を実施し、現代アーティスト作品のNFT発行を促進・支援する体制の構築を発表した。
今回の提携によりCryptoGamesは、HARTiのパートナーアーティスト向けに「現代アーティストへのNFT発行支援」「発行済みNFTの運用管理」「国内外マーケティング支援」「メディア連携・プロモーション等の支援」等の支援を展開していく。
ブロックチェーン上で流通させることができるNFTは、個人（秘密鍵）とひも付いた権利証明書として活用できるトークン。NFTを応用することで、アート作品やゲームのアイテム等の所有権をトークン化できる「世界に１つだけのデータ」の価値を生み出せる代替不可能なトークンとなる。NFTはコピーできないデジタルデータを作成することができ、データの所有者は自由に二次流通を行うことができる。
HARTiは、「感性が巡る経済を創る」を企業理念に、現代アーティストのプロダクション事業を通じてウェルビーイングな経済圏の創造に取り組んでいる。提携アーティスト数は50種類80名を超える。現代アーティストのブランディングやプロモーション等のビジネス面のトータルサポートを行う「HARTi Incubatrion」や、法人向けのアートのパーソナルオーダーサービス事業「HARTi」等を展開する。
CryptoGamesは、ウォレット・イーサリアムなしで遊べるブロックチェーンゲーム『クリプトスペルズ』をリリースなど、NFTを活用するブロックチェーン企業。2021年3月12日に、世界初の「VtuberNFT」をリリースし、販売開始3分で即完売するなど実績をあげている。また、イラストレーターやクリエイターが簡単にNFTを発行できる「NFTstudio」のローンチを2021年3月に予定している。
